リサイクルショップが素人でも始められる理由の一つに、少ない開業資金ということがあげられます。開業時に最もお金がかかる店舗の確保や、商品仕入れに関しては、自宅の一部を利用し、委託販売方式を原則とすることで、計算上はゼロに抑えることも可能です。商売によっては、商品の仕入れ代金は後払いというところもありますが、リサイクルショップの場合は現金仕入れが原則です。手持ち現金がなければ、どんなに小さなものでも仕入れられないと思ってください。現金仕入れを行いたくなければ、委託販売方式に頼る以外に方法はありません。そのほかでは、ショーケースや商品の陳列棚、ハンガー類にしても、中古品で十分間に合いますから、あとは看板や販促用のチラシの製作にお金がかかるくらいでしょう。問題はオープン後にかかる費用ではないでしょうか。事務用品費や光熱費、通信費などは、一つ一つはたいしたことがないようでも、まとめてみると案外大きなウェイトを占めてくるものです。また、アルバイトなどを雇わないとしても、自分かちの生活費を稼ぎださなくてはなりません。特に開業後の何か月は、売上げが順調に伸びたとしても、その七割を商品委託した人に支払わなければなりませんから、手元に残せる現金は意外と少ないものです。そして仮に、売れ行きが非常に好調だとすると、委託だけでは商品の供給が追いつかなくなることも考えられます。売るものがなくては商売になりませんから、その場合には、買い取り仕入れで商品を増やさなければなりません。ここでも現金が必要になります。
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